牧野武文の記事一覧

牧野武文

牧野武文

テクノロジーと生活の関係を考えるITジャーナリスト。IT関連本を中心に、「玩具」「ゲーム」「論語」「文学」など、幅広くさまざまなジャンルの本を執筆。

アリペイの盲点を突いた男に懲役5年

May 15, 2018 08:00

by 牧野武文

アリババが運営するQRコードスマホ決済「アリペイ(支付宝)」のシステムは、かなり堅牢だ。 アリババは、どのようなセキュリティ対策をしているかは一切公表していない。ただ、ネットではよく「10段構えの防御システムになっている」と言われる。最も外の防御システムが突破されるとアラートが発せられて、緊急チーム…

「事故前提の中国無人運転車」の公道走行試験

May 8, 2018 08:00

by 牧野武文

中国工信部、公安部、交通運輸部は連合して、「スマートネット自動車公道試験管理規範(試行)」を発表したと『中間村在線』が報じた。いわゆる無人運転車の公道走行試験の方法を国として定めたもので、中国はドライバレースカーの実用開発で他国を一歩リードすることになる。 無人運転の6要件 このガイドラインは、国と…

パスワードに代わる認証!? アリババの新たな試み

April 24, 2018 08:00

by 牧野武文

中国で普及したQRコード方式スマホ決済。普及とともにセキュリティリスクも指摘され、1日の利用限度額などの制限もかけられるようになった。そこで、アリババでは、セキュリティが確保でき、かつ認証操作が簡単な認証方式が追求されている。そのひとつとして、画像による認証方式がアリペイに搭載されたと中国のニュース…

自動車ナンバープレートの「良番」が大量に手に入る理由

April 17, 2018 08:00

by 牧野武文

四川省涼山州公安の交通警察は、自動車ナンバー取得システムに侵入し、「88888」などの縁起のいいナンバーを公開直後に不正取得し、転売をしていた犯罪集団56人を逮捕したと『新京報網』が報じた。 自動車ナンバープレート約13億円 中国人は、数字に異常とも言えるこだわりを見せる。例えば、携帯電話の番号にも…

中国ホワイトハッカーのお給料はおいくら万円?

April 10, 2018 08:00

by 牧野武文

中国のセキュリティエンジニアは、どのくらいの給料をもらっているのか。中国情報安全評価センターは、「中国情報安全従業員現状調査報告(2017年版)」(PDF)を公開した。これによるとITの急速な発展により、中国の産業地図に変化が起きていることが明らかになった。 中国でも男性が多い職業 中国で急成長をす…

クイズ番組を舞台にした出題者と人工知能の壮絶な戦い

April 2, 2018 08:00

by 牧野武文

中国で盛り上がっているスマートフォンを利用した「ライブ型クイズ番組」。司会者が12問のクイズを出題し、全問正解をすると賞金が得られる。賞金が欲しい参加者たちは、音声検索や人工知能を駆使したツールを使い、出題側がはそれに対抗するために知恵を絞っていると『鉛筆道』が報じた。 賞金総額1600万円 中国で…

中国ホワイトハッカーが選ぶ「中国黒産業5大事件」2017年版

March 26, 2018 11:00

by 牧野武文

中国では、企業プロモーションなどによる優待を大量にかき集めるビジネス=羊毛党行為が頻繁に起き、企業のプロモーション効果を薄めてしまっている。深圳永安在線科技が運営するホワイトハッカーチーム「威脅猟人」は、2017年に中国で発生した重要な5大事件を発表した。 THE ZERO/ONEで取り扱った事件も…

中国のセキュリティ企業が発表した「APT攻撃5つの特徴」

March 19, 2018 08:00

by 牧野武文

360脅威情報センターは、「2017中国高級持続性脅威(APT)研究報告」を発表した。報告書によると、APT攻撃は複数国、複数領域を対象とする多角化が進んでいるという。 中国のAPT攻撃リサーチ APT攻撃とは、特定の相手を標的として定め、数ヵ月から数年にわたって繰り返す攻撃のことだ。標的となるのは…

「詐欺メールに騙されたふり作戦」で犯人の顔写真をゲット

March 13, 2018 08:00

by 牧野武文

社内の上司や業務関係者を装い、高額のお金を騙し取る「ビジネスメール詐欺」(BEC=Business Email Compromise)。欧米、日本だけでなく、もちろん中国でも横行している。このBECに騙されかけたセキュリティエンジニアが、騙されたふりをして、相手のPCにマルウェアを送り込み、犯人の写…

多くの生体認証は手軽に突破可能!? 百度のハッカーが語る「生体認証の破り方」

March 6, 2018 08:00

by 牧野武文

「指紋認証、虹彩認証、顔認証、静脈認証……どれも突破できますね」。百度安全実験室(Xラボ)のホワイトハッカー「灰灰」(仮名)は語り、記者の前で実演をしてみせた。そんなニュースを『今日頭条』が報じた。 百度の秘密部門 中国のIT企業「百度」にはさまざまなセキュリティ部門があるが、この安全実験室は組織図…