一田和樹の記事一覧

一田和樹

一田和樹

サイバーミステリー作家。『檻の中の少女』(2011年4月発売 原書房)、『サイバークライム 悪意のファネル』(2013年2月発売 原書房)などの作品を発表。


ロンドン五輪でサイバー攻撃を防いだ「アプライド・インテリジェンス」のソーシャル分析

February 3, 2015 08:00

by 一田和樹

前回の「『テロ対策特殊装備展』で英国とイスラエルのサイバーセキュリティ企業に話を聞いた」に続き、今回はイギリスのBAEシステムズについてお伝えしたい。前回の原稿でも述べたが、BAE Systemsは、英国に本社を置く航空防衛企業で、100カ国以上に顧客を持ち、2013年には連結ベースで3兆円を超える…

世界最大級のサイバー軍需企業「ロッキード・マーティン社」

January 6, 2015 15:00

by 一田和樹

米ロッキード・マーティン社は、1995年にロッキード社とマーティン・マリエッタ社が合併して生まれた世界最大級の航空宇宙軍需企業だ。軍需産業部門の売上高は、毎年世界1位、2位を争っている。航空軍需、宇宙、情報技術、先端技術の4つの事業部門を持ち、全体の売上高は4兆円を超える。その大半は米国政府を相手に…

「テロ対策特殊装備展」で英国とイスラエルのサイバーセキュリティ企業に話を聞いた

October 30, 2014 16:27

by 一田和樹

テロ対策特殊装備展(SEECAT)は、読んで字の如く「対テロ」ソリューションの展示会である。毎年東京・ビックサイトで開催されており、今年は10月15日~17日までの3日間に渡って開かれた。扱うテーマがテーマだけに、原則として関係者以外は入場できない。入場許可を得るには、事前に登録を行い、審査を通る必…

急成長する「サイバー軍需産業」を知る5つのポイント

October 7, 2014 11:59

by 一田和樹

筆者は当サイトやメルマガ『電脳事変』の中で、たびたび「サイバー軍需産業」の知られざる企業について取り上げてきたが、本稿では改めて産業そのものについて解説したい。 (1)サイバー軍需産業とは 軍需産業全体の範囲は広く、軍の調達する物資を提供する企業群を含んでいる。兵器はもちろんのこと、電子機器、服、燃…

各国政府に「ネット監視」ソリューションを提供 スパイウェアをばら撒く「Gamma Group」

September 24, 2014 20:00

by 一田和樹

Gamma Groupは、政府機関および法執行機関向けに総合的な監視ソリューションを提供している世界有数の企業である。ヨーロッパ、アジア、中東、アフリカに支社がある。監視ソリューションと聞いてもピンと来ない人が多いだろう。ひとことで説明するのは難しいので、彼らがなにをやっているのか端的に示す事件をい…

知られざるサイバー軍需企業「VUPEN Security」の怪

September 19, 2014 20:00

by 一田和樹

世の中にはわかりやすい誤解がある。例えば、コンサルタントはクライアントのためになる仕事をするという誤解。普通の商売では、発注者と受注者の利害は必ずぶつかる。発注者は安く済ませたいし、できれば何度も依頼したくない。受注者は、高い報酬を望むし、リピートオーダーを狙う。だが、コンサルタントには、あまりその…