江添 佳代子の記事一覧

江添 佳代子

江添 佳代子

ライター、翻訳者。北海道生まれ、東京育ち、カナダ・バンクーバー在住。インターネット広告、出版に携わったのち現職。英国のITメディア『The Register』のセキュリティニュースの翻訳を、これまでに約800本担当してきた。
THE ZERO/ONEの記事を中心に、ダークウェブをテーマにした『闇ウェブ』(文春新書)の執筆に参加。

AlphaBay・Hansa大手闇市場が閉鎖 (1) AlphaBay消滅後のダークマーケットはどうなる?

July 21, 2017 13:30

by 江添 佳代子

ダークウェブの闇市場の最大手として知られていたAlphaBayが7月5日に閉鎖され、その運営者として逮捕されていたアレキサンダー・カーゼスがタイの拘置所で死亡したことは既にTHE ZERO/ONEでお伝えした。カーゼスの自尽が報じられてから日は浅いのだが、セキュリティ業界では早くも「次の闇市場の王者…

最大のダークウェブ闇市場「Alphabay」運営者がタイで逮捕され自殺

July 19, 2017 11:00

by 江添 佳代子

ダークウェブの闇市場最大手「Alphabay」を運営した容疑で逮捕されていた男が、拘置所で自らの命を絶ったようだ。『ウォールストリートジャーナル』の報道によれば、死亡が確認されたアレキサンダー・カーゼス(Alexandre Cazes)は26歳のカナダ市民。彼はタイで逮捕されたのち、現地の拘留所に収…

もはやランサムウェアとは呼べない「NotPetya(Petya)」の恐怖 (5) それは「ウクライナを標的としたロシア発の攻撃」なのか?

July 18, 2017 08:00

by 江添 佳代子

洗練された大規模なサイバー攻撃が発生したとき、「誰の仕業なのか」を特定することは難しい。攻撃が高度になればなるほど、出所を隠す技術も高度になるからだ。それでも派手なインシデントが起こるたび、被害を受けた国が「敵対関係にある国」を実行犯として公式に非難するのは、すっかりお馴染みの光景となった。 その点…

もはやランサムウェアとは呼べない「NotPetya(Petya)」の恐怖 (4) その後のNotPetyaとウクライナ

July 14, 2017 08:00

by 江添 佳代子

武装警察によるガサ入れ 第1回、第2回でもお伝えしたとおり、NotPetyaの被害件数が最も多かったウクライナでは、同国政府のサイバーポリスが「会計ソフトウェアベンダーの貧弱なセキュリティが、NotPetyaの大流行に一役買ってしまった」と、かなり早い段階から発表していた。これは「ウクライナで広く利…

もはやランサムウェアとは呼べない「NotPetya(Petya)」の恐怖 (3) 3000万円で復号キー売ります

July 10, 2017 08:05

by 江添 佳代子

  ・その1 再び世界を襲ったNSAのエクスプロイト ・その2 身代金を「本気で要求していない」身代金ウイルス それでも300ドルを振り込んでしまった被害者たち ランサムウェアの恐喝に応じ、サイバー犯罪者に金を渡してしまう行為は、もともと決して褒められたものではない。また身代金を払ったところで、暗号…

もはやランサムウェアとは呼べない「NotPetya(Petya)」の恐怖 (2) 身代金を「本気で要求していない」身代金ウイルス

July 7, 2017 08:00

by 江添 佳代子

→前回のエントリー「もはやランサムウェアとは呼べない「NotPetya(Petya)」の恐怖(1)」 NotPetyaの被害者たち 前回にもお伝えしたとおり、NotPetya(ノットペティア)の被害はウクライナ国内や欧州諸国だけに留まることなく、世界中の組織に影響を与えながら拡散していった。中でも代…

もはやランサムウェアとは呼べない「NotPetya(Petya)」の恐怖 (1) 再び世界を襲ったNSAのエクスプロイト

July 6, 2017 08:00

by 江添 佳代子

2017年6月27日、ウクライナをはじめとした複数の国々で「新たなランサムウェア」が一気に拡散し、複数の国々の政府機関、地下鉄、空港、銀行、病院、放射線検出システムなど様々な組織のPCに障害をもたらした。それは現在でも、世界中のPCへ感染の手を広げていると考えられている。 世界を襲ったランサムウェア…

米政府が警告する北朝鮮の「HIDDEN COBRA」とは?(後編)

July 5, 2017 08:10

by 江添 佳代子

→前編はこちら これまでに非難されてきた国々 前回は、US-CERTが発表した注意喚起の告知「TA17-164A」の内容についてお伝えした。US-CERTは米国土安全保障省(以下DHS)の配下にあるインシデント対応チームであり、また今回の発表はDHSとFBIの合同の警告であるため、その内容──つまり…

英国人ハッカーが米国の軍事通信システムに侵入

June 29, 2017 09:30

by 江添 佳代子

米国防総省の衛星通信システムから情報を盗み出した容疑で2015年に逮捕されていた英国人ハッカーが、裁判で自らの罪を認めた。英サットンコールドフィールドに住居を構えていたショーン・カフリー(25歳)は2014年、米国防総省の衛星システムへ侵入し、同システムのユーザー800人以上の役職やユーザー名、メー…